今まで自宅のルーターはNECのAtermを使っていましたが、この度ご隠居頂き無線LANのAPとして活躍する事になりました。そう、ついに奴が届いたから
Edge Router Xが便利な理由・・・とまとめサイト的な書き出しですが、実際に使ってみてこれが便利という部分を抜き出してみました
先に書いておきますが、一般的なネットサーフィン用途を想定している場合は、このルーターは買わなくて良い代物です。ネットワークをちょっと齧りたい私みたいな人から本気で利用する玄人向け製品です。
1、GUIで操作出来る
普通じゃん?と思うかもしれませんが、以下に紹介する機能を搭載している製品でGUIついてるのは高額なルーターじゃないと出来ないでしょ、という機能までGUIで操作・設定が出来ます
というわけで、当たり前のようなGUI操作を最初に持ってきました。素晴らしい。
2、通信量をリアルタイムに棒グラフで確認出来る
これもまぁまぁ高額なルーターじゃないと出来ない芸当ですね
サーバーとかの通信を監視したり、どの程度負荷が掛かっているかを上の方のCPUとメモリで確認も出来たりします
3、トータルの通信料を端末毎に確認出来る
さっきの通信をリアルタイムに監視と似てますが、こっちは端末毎に何にどれだけ通信したかを見れます
例えば、この画像だとTeamViewerでの通信を行っている事が分かります
4、Dynamic DNSが使用出来る
GUIで設定できます
大抵のルーターにもDDNSの機能が乗っていると思いますが、Edge Router Xの場合は、その利用先サービスの制限がありません
利用したいDDNSのサービスがあるけど、今使ってるルーターじゃココのサービスしか使えない!という事にならないので助かります
バッフ〇ローとか、N〇Cとか。縛らないでくれよって思います
5、FirewallとNATの設定が簡単に出来る
GUIで設定できます
ファイアウォールは、デフォルトはAll Drop(Deny)になっているので、実は最初にハマったポイントですが、Allow/Denyで設定したり、Deny/Allowしたりとカスタマイズ出来ます
NATも見たまんまで直感的に設定出来るのでサクサク設定が出来ます。ナイス。
6、拠点間VPNが出来る
GUIで設定できるっぽい(設定画面はあれど、拠点間するEdge Router Xが足りない)
まだ使った事の無い機能ですが、どうやらEdge Router Xを各拠点に置いて、1対向のVPN環境を作る事が出来るようです
通常、この手の機能はヤマハなVPNルーターで行うのが多いと思いますが、このルーターで実現できればコストパフォーマンスが凄過ぎます。いつかチャレンジしたい機能の一つです
7、QoS設定が出来る
GUIで設定できます
これもまだ使ってませんが、アップロードやダウンロードでQoS設定が出来ます
自宅で使う事はほぼ無さそうですが、社内の部署毎にVLANを切ったりする用途には各ネットワーク毎の上限値を決めて運用出来て良いんじゃないでしょうかね。この機能もこの値段で使えるのはちょっと凄過ぎです
8、pingやtracertが出来る
GUIで操作出来ます
PCやスマホからpingやtracertすれば良いって話なんですが・・・こういう細かい機能が乗ってるのは結構好き、という事で・・・
9、帯域幅の確認が出来る
GUIで操作出来ます
実際にどの程度速度出るんですかー!って事で、ネットの速度測定する人も多いと思いますが、このルーターにも速度測定出来る機能が乗ってます
目的のIPアドレスを打ち込めばそのIPアドレス宛にどの程度の速度出るかが測定出来ます
これも外部サービス使えば・・・って話かと思いますが、便利なんで・・・
10、パケットキャプチャーが出来る
GUIで操作出来ます
WireShark使えって話ですよね。でもルーターで出来るって凄くないですか!?という・・・
正直、8、9、10は自分の趣味全開ですが、これだけの機能を持っていて1万円弱ってヤマハさんヤバいんじゃないのー?と思ってしまいます
手ェ出してみるかーという方は、購入して試してみてはいかがでしょうか