Wowzaを使って配信しよう-①基礎編-

無料で配信する方法はいくつか存在するけれど、いざ仕事で使うか―と言われるとオープンソフトウェアでは難しいことも多いご時世(サポートが云々・・・)
そこで配信環境を作る上で良く使われるのがAdobe Media ServerとWowza Streaming Engineです

違いはいくつかありますが、2016年2月現在でよく使われる配信方式はHLS(Apple HTTP live streaming)なので、その観点で見れば大きな違いはありません
金額的な面でみれば確実にWowzaの方が安いです

Adobe Media Serverを使う場合は、まぁ・・・RTMFP使う時ぐらい?しかメリットを感じないかも。あとはAbsolute Timecode使う時とか?
今回は予算の都合という事でWowzaで配信する方法をライブとVODに分けて簡単に説明したいと思います

このページではWowzaよーわからん!という人向けにざっくりとした製品の事とか契約の話とか書いておきます
既に契約していて、使い方を知りたい方はコチラからどうぞ

Wowza調べてるけどイマイチ分からん。どんな事出来るの?

Wowzaはいわゆる配信サーバーと呼ばれる位置づけの製品です。ニコ生とかYoutube Liveとか今は無きUstreamとか、あの辺のサービスを想像して頂くと話が早いかもしれません

その他にもHuluとかNetFlixとか、あの辺の裏で動いてるかもしれません

作ろうと思えば、自分でYoutubeを作る事も可能でしょう。ただし、CMSを作るなどの相応の開発スキルが伴います

WowzaにはCMS(Contents Management System)は付属されていないので要注意。Wowzaだけ買ってもYoutubeは作れません

Wowzaってどんなライセンス形式なの?

一般的に出回っている製品は、買った後は自分の物という買い切り型(パーマネント)ライセンス形式が多いと思いますが、Wowzaには複数のライセンス形式が存在します

買い切り型→ Permanent

月額型→ Monthly subscription

日額型→ Daily subscription(現在は廃止されてる模様)

クラウド型→ Monthly subscription

買い切り型を使う場合は、課金型ビジネスで使うとNGなのでご注意くださいまし

[20161029修正]

どうやら課金ビジネスに限らず、買い切り型もどんな風に使っても良いように規約が変更された模様

またクラウド型は現在のところライブ配信にしか使えません。VODをやりたい場合はクラウド型以外が必須です

テスト用のデモライセンスは以下のリンク先から要求する事が出来ます

https://www.wowza.com/pricing/trial

デモライセンス版の制限は、30日の使用期限で、入力可能ストリーム数が3つ、出力可能ストリーム数が10つまでで、HTTP オリジン機能が無効になっています

開発者用のライセンスは以下のリンク先から要求する事が出来ます

https://www.wowza.com/media-server/developers/license

制限事項はデモライセンス版とほぼ同じですが、180日の使用期限でHTTPオリジン機能は使えるようです

ライセンスは個人でも買えるの?

買えます
買い切り型は日本で販売代理店やってるところから買いましょう(ぐぐれば出てくる気がする・・・)

ただ、個人で買うには買い切り型は結構お高い気がします
買い切り以外は個人で契約できますがクレジットカード必須です

直接契約したい場合は、以下のリンクから本家Wowzaで契約出来ます(英語オンリー)
https://www.wowza.com/pricing

契約まで終われば後は使うだけです。いよいよ使い方ですが、使い方はコチラをご覧ください