MP4ファイルの不要な部分だけ削除して、欲しいところは再圧縮したくないので色々と調べてみた
再圧縮しないで、無劣化で出力する事をスマートレンダリングと呼ぶらしい
海外のフォーラムを調べていたら、そんな言葉を知りました
というわけで、スマートレンダリング出来るソフトウェアを色々と探してみた
TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5
言わずと知れた超有名エンコードソフトメーカーからスマートレンダリング出来る有償ソフトウェアが出ていました
仕事で使うならこういうの買うのもいいのかも
でも趣味でやってる事にここまでお金はかけたくありませんので今回はパスです
Premere Proでスマートレンダリング
どうやらノンリニア編集機の Premiere Proでもスマートレンダリング出来る模様
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/smart-rendering.html
だけど自宅でMOVやらMXFやらのスマートレンダリングなんてしたくないので却下
最終的にAviUtl
結局のところ、日本発の最強エンコードソフトウェアであるAviUtlに原点回帰
AviUtl+L-SMASHでスマートレンダリング出来るようです
まずはAviUtlを例のサイトからダウンロードします
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
次に、AviUtlのプラグインであるL-SMASHをダウンロードします
http://pop.4-bit.jp/?page_id=7929
それぞれを解凍して、プラグインをAviUtlのフォルダに放り込みます
そしたらAviUtlを起動
スマートレンダリングする為のAviUtlの設定
まずはL-SMASHの設定をします
赤枠の入力プラグイン優先度の設定を開きます
L-SMASH Works File Readerを一番上に移動させてOKをクリックします
そしたらスマートレンダリングをしたいMP4ファイルをAviUtlに読み込ませます
AviUtlで不要な箇所をカットしたら、赤枠のL-SMASH Works Muxerを開きます
Browseを押して保存先を選ぶと見せかけて、このBrowseボタンはここでは意味がありませんので無視し、何もしないでMuxをクリックします
保存先を選べるので、適当な保存先を選んで出力ファイル名を入力します
その際、拡張子も手入力してください。最後に保存をクリックします
超高速に処理が進みます
ウィンドウが消えたら終了です。一切トランスコードをする事なく、目的の箇所が抜き出されます。便利なものですね