つい先日バイクを新調しました
以前のバイクはスズキのST250の2008年のワインレッドモデルでしたが、今回はビッグスクーターにしようという事でホンダのフォルツァSiにしました
思い立ったその日にバイク屋に向かい、軽く跨いでみて購入を決意
衝動買いに近い感じでしたが、乗った感じは非常に良かったです
加速は早いし、他のビッグスクーターと比較すると重量も軽いので女性でも扱えると思います
さて、そんなわけで盗難に合うリスクが増したかなと思ったのでよく耳にするGPS追跡端末をバイク内に設置する事にしました
部材
このGPS追跡端末には、以下の部材を使用します
・余ってるAndroidのスマートフォン
・FreetelのデータSIM(使った分だけ支払う従量課金タイプ)
・GPS Status & Toolbox(Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.eclipsim.gpsstatus2&hl=ja)
・NoRoot Firewall(不要な通信をカット。中華製のスマホを使う場合は必須:https://play.google.com/store/apps/details?id=app.greyshirts.firewall&hl=ja)
・Cerberus 反盗難(スマホ追跡アプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lsdroid.cerberus&hl=ja)
・GPS常時測位(GPSで常に位置取り:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.ricelabs.gpsanytime&hl=ja)
とりあえず上記を揃えましょう
追記:最後のGPS常時測位は、非常に強力ですが電池消費が激しいので使用する端末に合わせてご利用ください
各種設定
まずはスマートフォンの設定からです
する事は単純で、スタミナモードのような省電力設定を切る、あるいは特定のアプリは許可する、位置情報設定とデータ通信を稼働するというものです
Android 6.0からはDozeモードというスタミナモードの類似品がデフォルトで入っているので、電池の最適化の設定からGPS Status & ToolboxやらCerberusなどのアプリは最適化しないに設定変更しましょう
あとは位置情報とデータ通信は必ずオンにしてください
私のスマホは以下の製品を使用しています
中華スマホですが、バッテリーが多い事とAndroid6.0という事で購入したまま放置されていたので、丁度良いので使ってみました
次にアプリの設定です
GPS Status & Toolboxは、今回の趣旨を達成する為に必須アプリです
無料版でも良いですが、気に入ったら有償版にして広告の通信費を下げてもいいかもしれません
このGPS追跡端末はGPS機能に頼るところが大きいため、このアプリを常駐させる感じで使用します
バックグラウンドの動作では画面がオフになっても動作するよう、設定という項目内からバックグラウンドの動作を変更しましょう
また、格安SIMにありがちなAGPS問題を克服する為にAGPSデータを予めダウンロードしましょう。AGPSの管理からダウンロードが行えます
なお、AGPSデータの取得中にGPSロケーションを検索中・・・と出てステータスが変わらないという場合は、少しスマホを動かしたりしてから机か床にでも置いておきましょう。そのうち取得します
続いてNoRoot Firewallの設定をします
このアプリも自動起動するようにして中国方面への通信をばっちりカットしましょう。中華スマホで無い場合は、このアプリを使う必要は無いかもしれません
最後にGPS常時測位ですが、これはGPSを常時取得する設定にすると精度は抜群ですが電池消費が半端ないです。モバイルデータの基地局データだけでも結構良い精度で取ってくれますが、最初はGPSの常時取得で実際に位置取りが出来る事の確認をしてみると良いと思います
SIMの通信速度とGPSの関係
1週間ほどテストを行った結果、SIMの通信速度はあまり関係しないという事が分かりました
最初は通信速度が出ないから現在地取得が遅くてダメなのかと思いましたが、どうにもそんな事は無い模様
つまり、Freetelのデータ通信専用SIMを契約して、速攻で速度を絞って低速運用すれば毎月299円でGPS追跡端末を運用する事が出来ます
Cerberus 反盗難を使って追跡
Androidデバイスマネージャーでも簡単な追跡は可能ですが、私はせっかくなのでCerberus 反盗難を使用しました
理由は、精度の高いトラッキングや音声の録音、映像の録画、写真のサイレント撮影など盗難された場合にこちらから出来る事が多いからです
相手の顔や肉声が撮れていれば、捕まえた場合の威力も大きくなります
このアプリはインストールされている事を隠す機能を持っているので、万が一スマホを開かれてもインストールされていないように見せる事が出来ます
実際の精度
Cerberusを使って実際にトラッキングを行ったところ、最高で半径1m以内に端末があると教えて貰えました
これが実際に盗難にあった時を考えると十分な精度だと思います
そんな日が来ない事を祈りますが、対策はしておくに越した事は無いかなと思います
取得は設置場所や地域で異なると思いますので、絶対大丈夫だと思わず日々の盗難対策が大切かなと思います