先日、仕事で北京に行くことがあったのですが、その際に例の金盾を突破する為に色々と調べてから行ったので、対処方法やおすすめのSIMカードなどを掲載します
このページを見に来てる時点で、なぜ金盾対策が必要なのか?などの導入は省きます
端的に私が行った対策のみを掲載したいと思います
なお、ここからは過去に自分でSIMカードの差し替えやAPN設定を変更した事がある初心者以外を対象とします。中国SIMは初心者には難易度高めですので
実際に使用したSIMカード
こちらのSIMカードを使用しました。Amazonで売ってるので、渡航前に購入しておきましょう
なお、SIMカードを中国国内で買った場合は、金盾で弾かれます。必ず日本国内で買ってから出かけましょう
SIMカード装着するタイミングや開通作業について
日本国内でする事は、SIMカードを買う事までです
ここから先のSIMカードの装着や開通作業は、中国国内で行います
北京首都国際空港について一段落したら、SIMカードを差し替えましょう
差し替えたら端末の再起動です(スマホによっては自動的に再起動します。あと最適化とか勝手にする端末もあります)
ひとしきり端末の再起動が済んだら以下の手順を実施しましょう
APNを確認
スマホによって表記色々だと思います。私が使ったのはXperia XZ1 Compactです。ドコモ系のMVNOで日々運用している端末です
まずモバイルネットワークを開き、アクセスポイント名を開きます
デフォルトでCMHK DataのAPNが登録されていれば、それを選択しましょう
CMHK DataのAPNが登録されていない場合は、自分で登録する必要があります
この場合は以下のPDFファイルを参照して自力で登録してください
データローミングを有効にする
え?まじで?という方もいるかと思いますが、これを有効にしないと通信が出来ません
こんな感じです。最初、全く通信が出来ず慌てましたが、データローミングするのが正解でした。というか、SIMのカードにも「海外と通信する場合はデータローミングしろ」と書いてあります
SIMを差し込むと、しばらくすると開通通知が中国語で届きます。これが届くまでは開通してませんので、インターネットに繋がりません。慌てず気長にホテルに到着するタクシー内で待ちましょう
開通通知が届いた!
開通すると、以下の画像のようなメッセージがSMSで届きます
なんとなく数字で意味は分かりますが、正直完全に読めません
*#130#と電話アプリで発信すると、残りデータ容量を教えてくれるSMSが届きます。これだけ覚えておけばいいと思います
ちなみにトップアップ(チャージ)は出来ません
102はパスワードリセットです。よくわからないので最初この文字列を電話アプリで打ちましたが不要な事でした(ホテルでGoogle翻訳して意味が分かった)
速度はどんなもんなのか
こんな感じです
LINEの通知が上に来てるので、LINEが使えている事が分かるかと思います
まぁ普通に使う分には問題ない速度ですね
ホテルではどうするのか
さて、これで外出している時はLTEで通信ができるようになりました
ではホテル内ではどうするのか?という話です。当然、ホテルのWi-Fiはしっかりと金盾で守られています
そのため、VPNで壁を超えましょう。前はVPNも遮断したという話でしたが、私が行った時は普通に通りました。ホテルのWi-Fiは通るようにしてるのかな?
まぁ海外からの宿泊客がメインですし、考えられない話ではないかと思います
私は自宅のVPNサーバーに接続することで、Netflixを視聴したり普通に出来ました
VPNのアプリは結構あると思いますので、自宅にVPNサーバーが無いという人でも簡単に突破できると思います。当然ですが、VPNアプリも日本国内でダウンロードしてから行きましょうね
あと、北京は空気が悪いってのはマジなので、マスクも忘れないように。それでは。