以前からBraswellのN3150を使っていましたが、性能的にそろそろ気になる遅さが出てきたので、KabyLakeに移行をする為に購入
購入した製品はこちら↓
NUCなベアボーン
内臓のSSDとして
メモリとして
あとは、天板の真下辺りに2.5インチHDDを搭載出来ますので、以前にPS4から抜き取ったHGSTの500GBのHDDをデータ領域として使用しています
使用感
Braswellからの乗り換えなので、使用感は非常に快適です
i5やi7も検討しましたが、用途が動画再生ぐらいなのでi3で事足りるという事でこのモデルを選びました
冷却ファン
冷却ファンが搭載されていますが、フルロードした時に微かに聞こえる程度なので特に気になりません
排熱
排熱ですが、天板を触ると熱いまではいきませんが、熱を感じます。人肌より10度ぐらい高いような感じでしょうか
この時期でこの温度なので、夏場はファンが全開かなーと思います
ここからは、やや技術よりな話題です
デコード性能
今回KabyLakeを選択した背景にはCPU性能の向上、などという理由はありません
私はKabyLakeはデコード性能でこそ光ると考えています
その心は・・・というと長くなるので割愛しますが、以下の情報をご参照ください
What’s New in Intel® Media SDK 2016 R2
https://software.intel.com/en-us/articles/whats-new-in-intel-media-sdk-r2
最近のNVIDIAやAMD製のGPUを買えば、成立する話ではあるのですが、動画を見る程度でわざわざデカいPCを今更組むかという事で、上記の記事を期待し待ち続けました
昨晩、組み上げて実際にデコードの性能を確認したところ、4KのH.264の動画を再生した際、CPU使用率は僅かに5%程度、そしてCPUの動作周波数は0.5GHzでした
想定した通りのシナリオです
今晩あたりでHEVCの4K動画を再生して同様にチェックしたいと思います
エンコード性能
Braswellからの比較なので、そんなに需要が無いかもしれませんが、rigayaさんのQVCEncを使った場合の変換速度です
変換に使用した素材は、当然ですが同じものを使用しています
入力ファイル:MPEG2 1440×1080 59.94i MPEG2-TS (勘の鋭い方はそのままニヤニヤしててください)
出力ファイル:H.264 1280×720 29.97p MP4
Braswellの変換速度:約20fps
KabyLakeの変換速度:約40fps
約2倍の性能になっていますが、以前がCeleronだったものからi3になっているので、あまりあてにならないかもしれません・・・とはいえ、かなり高速化されました
こちらも今晩あたりでHEVCファイルの出力を試してみたいと思います